ワードで
Wordで段落の中の段落(小段落)の番号や箇条書きの番号を「Ⅰ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅱ」「1.1、1.2」のように入れ子の階層の番号にするやり方です。
大段落、小段落があって、小段落の番号をローマ数字で「Ⅰ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅱ」にしたいと聞かれて調べましたので、やり方をメモしておきます。
「親番号-子番号」のような段落の番号にするやり方です。
段落の番号を入れ子の階層にしたい。
設定手順
段落番号を数字の場合とローマ数字の場合の2通りの操作手順を紹介します。
1.段落番号を入れ子にする
2.ローマ数字の段落番号を入れ子にする
1.段落番号を入れ子にする
例として下画像のような数字の段落番号を入れ子にする操作手順です。
操作手順
1.段落番号にする部分を範囲選択して、「ホーム」メニューの段落にある「アウトライン」ボタンをクリックします。
2.表示したメニューで下画像の「1、1.1、1.1.1」をクリック。
3.次に入れ子にする部分を選択して、「アウトライン」ボタンをクリック。
もしくは、入れ子にする部分を選択して、「Tab」キーで入れ子にできます。
4.表示したメニューの「リストのレベルの変更」の「1.1」をクリックで、入れ子になります。
段落番号が「親番号-子番号」の入れ子になりました。
「果物」部分も同じ手順で入れ子にします。
2.ローマ数字の段落番号を入れ子にする
例として下画像のようなローマ数字の段落番号を入れ子にする操作手順です。
※設定は「1.段落番号を入れ子にする」と同じですが、数字をローマ数字にする手順があるので手順が多いです。
操作手順
1.段落番号にする部分を範囲選択して、「ホーム」メニューの段落にある「アウトライン」ボタンをクリックします。
2.表示したメニューで下画像の「1、1.1、1.1.1」をクリック。
3.数字の番号がつきました。
このまま範囲選択のある状態で、段落の「段落番号」ボタンをクリックして、表示したメニューでローマ数字にするために「Ⅰ.ⅠⅠ.ⅠⅠⅠ」をクリック。
ローマ数字で段落番号がつきました。
4.入れ子にする部分を選択して、段落の「アウトライン」ボタンをクリック。
もしくは、入れ子にする部分を選択して、「Tab」キーで入れ子にできます。
5.表示したメニューの「リストのレベルの変更」の「Ⅰ.1」をクリックで、入れ子になります。
段落番号が「親番号-子番号」の入れ子になりました。
次の手順で、子番号をローマ数字にします。
「果物」部分も同じ手順で入れ子にします。
6.段落の子番号をローマ数字にする設定です。
入れ子の部分を選択して「アウトライン」ボタンをクリック。
7.表示したメニューの「新しいアウトラインの定義」をクリック。
8.表示した設定画面で「このレベルに使用する番号の種類」で「Ⅰ,ⅠⅠ,ⅠⅠⅠ,…」を選択して、「OK」ボタン。
段落番号が「親番号-子番号」の入れ子になりました。
「果物」部分の入れ子の数字も同じ手順でローマ数字にします。
9.次に入れ子の数字の区切りを「.」から「-」にする設定です。
入れ子の部分を選択して「アウトライン」ボタンをクリックして、表示したメニューの「新しいアウトラインの定義」をクリック。
10.表示した設定画面で「書式番号」の入力欄で区切りの文字を「-」に変更して、「OK」ボタン。
入れ子の数字の区切りが「-」になります。
「果物」部分も同じように設定して、入れ子の数字の区切りが「-」になりました。
入れ子の段落のインデントをそろえたい
1.入れ子の部分を選択して「アウトライン」ボタンをクリックして、表示したメニューの「新しいアウトラインの定義」をクリック。
2.表示した設定画面で「左インデントからの距離」を0mmにして、「インデント位置」を10mmくらいにして「OK」ボタン。
※インデントの数値は好みで微調整してください。
入れ子の段落のインデントがそろいました。
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