ルビの表示を
Wordで、ルビ(ふりがな)を下側や上下の両方に表示するやり方です。
通常、ルビの設定をすると上側の表示ですが、ルビの表示を下側や上下の両側にできます。
下側にするやり方を調べたので、メモしておきます。
ルビ(ふりがな)を下に表示したい
ルビ(ふりがな)を上下に表示したい
設定手順
例として「東京」にルビを表示する設定手順です。
・ルビを下側の表示に変更
・ルビを上下の表示に変更
の手順になります。
ルビの設定
まず、通常手順でルビを設定します。
1.ルビを設定する「東京」を選択して、メニューの「ホーム」で、リボンメニューの「ルビ」ボタンをクリック。
2.表示した画面で、「OK」ボタンをクリック。
上側にルビが表示されました。
下側にルビの表示
1.東京の「東」の前にカーソルをおきます。すると東京が選択状態になります。
2.キーボードで「Shift」+「F9」キーを押します。
(キーボードで「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押す)
または、キーボードで「Alt」+「F9」キーでもできます。
3.「東京」がフィールドコードの表示になります。
※再度「Shift」+「F9」キー(または「Alt」+「F9」キー)をすると、フィールド表示が解除されて「東京」の表示に戻ります。
4.「up」の部分を「do」に変更します。(downの「do」で下側のルビ表示になる)
5.「Shift」+「F9」キー(または「Alt」+「F9」キー)で、フィールド表示を切り替えて、元に戻すと、下側にルビの表示になります。
6.ルビと文字(東京)の表示の間隔の変更は、フィールドコードの表示でオフセットの数値できます。
下画像では、9から18にしてみた。
オフセットの数値を大きくすると、表示の間隔が大きくなります。
上下にルビの表示
1.東京の「東」の前にカーソルをおきます。すると東京が選択状態になります。
2.キーボードで「Shift」+「F9」キーを押します。
(キーボードで「Shift」キーを押しながら「F9」キーを押す)
または、キーボードで「Alt」+「F9」キーでもできます。
3.「東京」がフィールドコードの表示になります。
※再度「Shift」+「F9」キー(または「Alt」+「F9」キー)をすると、フィールド表示が解除されて「東京」の表示に戻ります。
4.フィールドコードの「\s\up 9(とうきょう),」部分をコピーします。
5.すぐ後ろに貼り付け。
6.貼り付けたら、半角空白が入ってしまうので、半角空白を削除して詰める。
7.貼り付けた部分の「up」を「do」に変更。(downの「do」でルビが下側になる)
8.「Shift」+「F9」キー(または「Alt」+「F9」キー)で、フィールド表示を切り替えて、元に戻すと、上下のルビの表示になります。
9.ルビと文字(東京)の表示の間隔の変更やルビの色やフォントの書式変更は、フィールドコードの表示でオフセットの数値やルビ分の文字の変更でできます。
フィールド表示を解除して表示を戻すと下画像のようになります。
フィールドコードについて
フィールドコードの詳細は、Microsoftのサポートページの「Word のフィールド コード一覧」を確認してください。
ルビ(ふりがな)については、フィールドコードの「Eq」フィールドです。
上付き、下付き
※今回のブログ記事で参考にしたページです。
文字にルビを上下両側に付けたい時はどうするのでしょうか?
コメント