Delphiで
Delphiで、integerの変数の代入で先頭に「$」のある数値があります。
「$」のある数値の意味のメモです。
Delphiで先頭に「$」のある数値
$で16進数の数値
通常、数値は10進数ですが、先頭に「$」をつけると16進数の数値として表せます。
(Delphiでプレフィックス「$」をつけると16進数の数値になる)
(Delphiでプレフィックス「$」をつけると16進数の数値になる)
※C言語やPythonでは、プレフィックス「0x」をつけると16進数の数値になりますが、Delphiでは「$」です。
その他に、C言語やPythonでは、プレフィックス「0b」をつけると2進数になりますが、Delphiでは2進数のプレフィックスはありません。16進数の「$」のみです。。
例1
X,Yは同じ32ですが、数値としては違います。
x := 32; // 10進数の32
y := $32; // 16進数の32 (=10進数の50)
X,Yは同じ32ですが、数値としては違います。
x := 32; // 10進数の32
y := $32; // 16進数の32 (=10進数の50)
例2
a:=32、b:=$20は同じ数値になります。
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_002.jpg)
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_003.jpg)
b:=$20は、10進数で32
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_004.jpg)
a:=32、b:=$20は同じ数値になります。
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_002.jpg)
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_003.jpg)
b:=$20は、10進数で32
![Delphi 数値 先頭 $ 記号](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dollar20210312_004.jpg)
※ちなみに、10進数、16進数の変換は、Windows10の電卓アプリで簡単に確認できます。
![](https://hayakute.kantan-sakusaku.com/wp-content/uploads/2021/03/delphi10_dentaku20210312_005-160x90.jpg)
Windows10の電卓で16進数や2進数に変換
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