整数判定
エクセルで セルの数値が、整数か、整数でないかを数式で判定するやり方です。
また いつか使うかもしれないのでメモしておきます。
やり方
いくつかあると思いますが、2通り紹介します。
1.MOD関数を使って整数判定
2.INT関数を使って整数判定
1.MOD関数を使って整数判定
2.INT関数を使って整数判定
MOD関数を使って整数判定
MOD関数は、MOD(数値, 除数)で、数値を除数で割った余りを求める関数です。
数値を1で割って、余りが0ならば整数。余りがあれば、整数ではない。をIF関数にして整数判定します。
例えば、
MOD(10,1)は、10を1で割ると余り0なので、10は整数。
MOD(10.5,1)は、10.5を1で割ると余り0.5になるので、10.5は整数ではない。
数値を1で割って、余りが0ならば整数。余りがあれば、整数ではない。をIF関数にして整数判定します。
例えば、
MOD(10,1)は、10を1で割ると余り0なので、10は整数。
MOD(10.5,1)は、10.5を1で割ると余り0.5になるので、10.5は整数ではない。
例として、次の式では、
=IF(MOD(B5,1)=0,”〇”,”×”)
B5は、数値が入力されているセルです。除数は1。
余りが0の場合、整数なので〇になります。
余りが0でない場合、整数でないので×になります。
INT関数を使って整数判定
INT関数は、INT(数値)で、数値の小数部分を切り捨てて整数を求める関数です。
INT(数値)の結果の整数と元の数値を比較して、等しい場合は整数。等しくない場合は整数でない。をIF関数にして整数判定します。
例えば、
INT(6)の結果は、6となり、元の6と等しいので、6は整数。
INT(6.28)の結果は、6となり、元の6.28と異なるので、6.28は整数ではない。
INT(数値)の結果の整数と元の数値を比較して、等しい場合は整数。等しくない場合は整数でない。をIF関数にして整数判定します。
例えば、
INT(6)の結果は、6となり、元の6と等しいので、6は整数。
INT(6.28)の結果は、6となり、元の6.28と異なるので、6.28は整数ではない。
例として、次の式では、
=IF(INT(B5)=B5,”〇”,”×”)
B5は、数値が入力されているセルです。
INT(B5)で、B5の数値の小数部分を切り捨てた整数が求まります。
INT(B5)の結果の整数と元のB5が、
等しい場合は、B5は整数なので〇。
等しくない場合は、B5は整数ではないので×。
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